Vroidモデルを少し良く見せる方法01ーシルエットを意識してキャラデザしよう
Vroid Hubにはいっぱいモデルがあるから便利!!これを使ってゲームを作ろう!!って思ってもフリーのモデルはそんなにない。
なら自分で作るっきゃないっしょ!!
でも版権キャラじゃない自分のキャラなんて考えるの大変だなぁ
そうやってじぶんでつくってみたけど、出来上がったモデルがあんまり魅力的じゃないなぁ。
そんな人はいっぱいいるんじゃないですか?
そこで今回は基本的なキャラクターの考え方、”シルエット”を意識をしてデザインしましょう。
今回は第一段階、Vroid Studioを開く前、どんなキャラクターにするか考えよう
用意するもの
- 紙やメモ帳
- ボールペン(消せないの)
絵を描けないのに紙とペン持ってどーすんの?
答えは簡単!!絵を描くんだよ!!
苦手だろうがなんだろうが作るもん一回は絵にしておくんだよ!!
それに、素体がすでに可愛いから最低限の可愛さは担保されてる。恐れることはないね。
シルエットってなに?
ただ考えるんではなく、今回のテーマ「シルエット」を意識してみましょう。
さっきからシルエットって言ってるけどなんなの?そう思っている人?います?
では、こちらをごらんくださいな
シルエットってのはそのまま、黒く塗り潰した時の見た目そいつがしっかりしてるとキャラクターはぐっと魅力的になります。
また、シルエットをつけるとキャラクターの性格づけも容易になります。髪の毛が上に逆立ってるだけで強そうに、戦うキャラ感が出たりします。上手い下手はあるでしょうが、一回自分の作りたいキャラクターを絵にして見て、そのあとは大まかなシルエットを好きなキャラクターなんかを参考に作って見ましょう。
ただし、Vroidの素体は基本的に体格で個性を出すのに向いていません。
※手足を大きくして奇形を作るなどはできますが、人間的なバランス(太る、筋肉質にする)といったバランスはあまり生み出せません。
魅力的にするためにテクスチャのクオリティを上げてすっごい可愛いモデルを作ったりする方法もあるでしょうが、そんなもん作れるやつにシルエットで考えろなんて話は釈迦に説法、知らなくても無意識レベルでやってる。
実際に描いてみよう
シルエットでまずはどういったものにするか決める。今回は友人に絵を描いてもらいました。
いっぱいとんがってて、個性的です。本人に聞いたところ、可愛くしてくれとのことなので、ここから可愛さが出るように調整します。
キャラクターを魅力的にするとき、まず考えておくと良いことはシルエットのバランスです。全部を強調すればいいわけではなく、強弱をつけることで見栄えを整えます。シンメトリのほうが安定しますが、アシンメトリはより個性的で可愛くなります。
今回はアシンメトリにしても可愛くならなそうだったので、Dが一番かわいくできそうなのでDにします。
可愛さを出すときは、可愛いものを取り入れるのが一番早かったりします。猫耳とかは典型です。だって世界中でペットになっている動物の特徴を取り入れたキャラクターがかわいくないわけがない
まぁ、今回は牙が生えていたりと鬼っぽい悪魔っぽい部分を残せる可愛さにしています。 クワガタも捨てがたかったので、いつかそんなのを作りたいなって思いました。
シルエットさえできれば、あとは自由にキャラクターを完成まで持っていきます。鉛筆で消しながら描くよりは、絵の完成よりもイメージの完成のほうが大切なので、ボールペンで気に入るまでいっぱい描いたほうがキャラクターが馴染みます。
今回はささっとモデルに入りたかったので、ここらへんですぐVroid Studioに入っていますが、色までしっかり決めて、一度すべて描いてからモデルに入るでもいいです。
まぁ、イメージは固まっているはずなので自分で描くよりVroidのほうが早かったりします。
今回は省きますが、なんやかんやあって完成です。